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【13】 今年のインフルエンザワクチンの変更点
23.8.25.
 10月からインフルエンザワクチンが始まります。今年、いくつかの変更がありましたのでお知らせします。
 ワクチンは昨年と同じで、新型インフルA、季節型A香港、季節型Bに対する3種混合(3価)のワクチンです。
 1歳未満の接種は推奨されていませんでしたが、6ヵ月からの接種が可能になりました。接種量が変更され、これまで0歳:0.1ml2回、1〜5歳:0.2ml2回、6〜12歳:0.3ml2回、13歳〜:0.5ml1回でしたが、今年から6ヵ月〜2歳:0.25ml2回、3歳〜:0.5ml2回、13歳〜0.5ml1or2回となりました。これは、世界保健機関の推奨する量にあわせたもので、効果の改善が期待されます。
 また、2回接種する場合の推奨間隔について、これまで1〜4週だったものが、2〜4週に変更されました。
 なお、新型インフルエンザは、扱いが季節型と同等となったため、品川区ではワクチン接種費用の小児への助成は行われません。
 当院での接種費用は年齢に関係なく1回3000円です。予約は、2011年9月2日(金)より開始します。接種は、10月上旬から開始予定です。
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【14】 妊婦と葉酸のお話
23.9.4.
 妊娠初期に葉酸が不足すると、胎児に神経管の奇形(二分脊椎、脳瘤など)が起こる確率が高くなると言われ、妊娠1ヵ月以上前から妊娠3ヵ月ごろまでの妊婦への葉酸摂取が推奨されています。
 1日400μg以上を食物から摂取すればよいのですが、葉酸サプリメントによる摂取しすぎが問題になっています。1日1000μgを超えると、母体の発熱、ジンマシンのほか、胎児が出生後、喘息になる可能性が高まると警告されています。
 ちなみに、葉酸は、レバー、ウナギ、卵、大豆、海苔、緑の野菜などに多く含まれています。
 私たちが生きた食物を摂取することで生命を維持できているのは、生きた食物が生きるための栄養素をバランスよく含んでいるからですが、サプリメントは、生命維持のバランスがとれた栄養素でないことを意識しておきたいものです。
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【15】 低体温の話
23.9.16.

 子どもたちの低体温が社会問題となって久しいものがあります。
 朝、35℃台という子どもも珍しくありません。
 本来、生命活動に不可欠な体温は、脳によって厳密に制御されており、活動中は体温を上げ代謝を活発に、睡眠中は体温を下げ代謝を低下するように調節されています。
 朝の低体温は、子どもの目は開いていても体が睡眠モードだから、と解釈できます。
 対策としては、温かい食べ物や入浴で直接温めたり、糖分をとってエネルギー源を補充したり、運動をして筋肉に熱を作らせたり、酸っぱい食品(クエン酸)で体を目覚めさせたり、いろいろな工夫があります。
 ただ、朝なのに睡眠モードである背景には、寝不足、疲れ、やる気のなさ、悩みごとなどが隠れている可能性があり、低体温だけに目を奪われないようにしたいものです。
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