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【10】 日焼け止め
23.7.26.
 太陽がサンサンと輝く夏。かつて、赤ちゃんに日光浴を勧めていた時代がなつかしいですね。
 今は、フロンガスによるオゾン層の破壊により、地球には有害紫外線が降りそそいでいるので、日光浴はおろか皮膚や目を太陽から守る対策が必要です。
 太陽光を直接さえぎるシェード、メガネ、帽子などに加え、日焼け止めが必須アイテム。
日焼け止めに書かれたSPFは紫外線Bを、PAは紫外線Aをブロックする能力で、SPF20は1/20になるという意味。PAは+++がもっとも強くブロックできます。
 皮膚のガン化、皮膚の老化、目の障害を起こしやすいのは紫外線Bで、米国FDAでは、SPF15以上の日焼け止めの2時間ごと塗布を推奨しています。
 お勧めは、赤ちゃん用の日焼け止め(紫外線散乱剤)。比較的肌に優しく、大人も使えますし、親が使った大人用日焼け止めで赤ちゃんにかぶれなどを起こさないためにも便利です。
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【11】 赤ちゃんと旅
23.8.2.
 赤ちゃんとの旅で、一番注意したいのは水分。
車、バス、飛行機、ホテルなどは、すべて脱水を起こすほど乾燥しています。
 代謝するために生きているような赤ちゃんの水分はどんどん失われます。
 脱水は、本格的な脱水にならなくても免疫力の低下を起こし、ふいの発熱の原因にもなりますから、こまめな水分(ミルク、ジュースなど)の補充を心がけましょう。夏場は塩分もお忘れなく。
 宣伝ではありませんが、SANYOのトラベルクッカーという旅行用調理なべは、ちょっと高価ですがお勧め。
 赤ちゃんのミルク用のお湯は沸かせますし、ラーメンを作ったり、生ソーセージを加熱したりするくらいはできます。
海外では、「ミルクのお湯下さい」って英語でなんて言うのかしらと悩まされることもありません。
もう一つの注意は飛行機。離着陸する時の気圧変動には、耳抜きが必要ですが、赤ちゃんには、何かを飲ませていると自動的に耳抜きできます。
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【12】 皮膚病は推理小説
23.8.17.
 20年ほど前、ある皮膚科教授の「皮膚病の診断は推理小説と同じ」という講演に感銘を受け、以来、その言葉を忘れずに皮膚病の診断に当たっています。
・・・
【たとえば】
1●母親と2歳の女児がお腹の同じ場所に赤い発疹を作って受診しました。お二人に感染症の所見はありません。
2●16歳のサッカー選手、ユニフォームからむき出しの部分だけを赤くして受診しました。毎日太陽には当たっています。
3●2ヵ月の赤ちゃん、お腹周りに赤い発疹を作って受診しました。アセモなら額、胸の方が起こりやすいはず。
・・・
【それで?】
1■「試供品のクリームか何か塗りませんでしたか」「はい、娘も塗りたがって・・」
2■「何か薬を飲んでいませんでしたか?」副作用に日光過敏症のある薬を内服中でした。
3■「腹巻をしませんでしたか?」「・・あ、はい」
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