直線上に配置
【1】 1歳になったら、麻疹ワクチンを打ちましょう!
23.5.28.
 近頃も、東京で麻疹の流行が話題になりましたが、これは世界的に見ればとても恥ずかしいこと。お隣の韓国では、麻疹はすでに撲滅(正しくは排除)ずみ疾患になっています。
 かつて「命定め」とさえ呼ばれたほど怖い麻疹が日本で撲滅されない理由は、これまで麻疹ワクチンの接種率が低かったことと、接種回数が1回だったことが原因と考えられます。
 今、麻疹ワクチンは風疹ワクチンとの2種混合MRワクチンとして、1歳を過ぎれば無料接種することができます。1歳のお誕生日をMR接種日としようと提言する小児科医もいます。私もその意見に賛成です。一日も早い撲滅を目指しましょう。
直線上に配置
【2】 腸管出血性大腸菌にご注意を
23.6.4.
 今、ドイツで猛威をふるっている腸管出血性大腸菌食中毒は、死ぬこともある感染症。
日本でも、牛肉生食によるO111、井戸水汚染によるO157集団食中毒などが起こっています。
この菌は、牛などの腸に棲んでおり、その便で汚染された生肉や生野菜が一番の感染源ですが、熱には弱く、ちゃんと加熱すれば安全です。
盲点は、生肉を扱った箸、包丁、まな板の使い回しで他の食品が汚染されること。熱湯消毒し、しっかり洗って使用しましょう。
 また、なま焼け牛肉も危険で、火が通りにくいハンバーグは要注意です。焼き肉店では、焼く箸と食べる箸を別にするのが良策。感染者の便が新たな感染源となることもあり、こまめな手洗いが予防になります。
直線上に配置
【3】 日本脳炎ワクチンを打ちましょう!
23.6.11.
 かつて、このワクチンは旧製造方法が原因と思われる神経合併症のため、
接種を推奨しないことになり、新しい製造法のワクチンが作られました。
しかし、製造量が十分でなく、接種には年齢制限が設けられていましたが、つい先日から、非推奨期間中、年齢制限期間中に未接種であったワクチンをうてるようになりました。(詳細は、あいあいトップ・予防接種欄に)
 日本脳炎ウィルスは、家畜の豚の体内で増殖し、その豚の血を吸ったコガタアカイエカが人を刺すことで人に感染し、1〜2週間の潜伏期をおいて、発熱、頭痛、嘔吐のほか、けいれん、意識障害などを起こす、死亡率が20%を超える怖い感染症です。
 予防には蚊の撲滅が一番ですが、それがかなわぬ地域(すべて?)では、ワクチン接種がなりによりの予防法になるでしょう。
 追:北日本での発症はないようですが、北海道でも感染豚は見つかっており、いつまで安全かは分かりません。
直線上に配置
索引>  次>

あいあいキッズクリニックへ
思春期ブルー研究所へ